摘出手術。そして…

7月9日(手術当日)
担当の先生に、12時前後には居て欲しいと言うことで12時前に病院へ。
最初の手術が9時からで、義母は2番目。
終わり次第、手術が始まるということだったのですが･･･。

1時過ぎても呼ばれない。。。
ヤキモキしていると、急患が入ったとの事。
胃に穴が開いたということで、緊急オペが入ってしまったのです。
後から聞いたのですが、もう一人腹膜炎の人も居て
結局始まったのは、午後4時過ぎ。。。

それまでの時間が、ものすごーく長く感じました。。。
義母は元気だけど、待っている家族の方がオロオロするばかり。
私は、お腹の具合が悪くなってトイレに駆け込む始末･･･。
正露丸を買ってきて飲みました。

4時に呼ばれ、どうやっていくのかなぁ。。とみんなで見ていたら
なんと歩いて手術室へ。
車椅子などで行くと思っていた私たち、これにはみんなで笑ってしまいました。

手術は約3時間。
終わった後の説明で、手術が無事に終わったことを知らされました。
手術前の説明と、ほぼ同じ見解だったそうです。
みんなでホッとしました。
切除した胃を見せてもらいました。(もちろん、ダンナは見ませんでしたが。)
本当にガンが大きくてびっくりしました。
何も異変がなかったのが不思議なくらい。。。
これからそのガンは、検査されるそうです。
胆石はお持ち帰り出来るのだそうです。
私が昼間飲んだ、正露丸よりちょっと大きいくらいでした。
でも、胆石があって胃ガンが発見できたので、本当胆石のおかげです。

ICUに移動するとき義母は、麻酔から目を覚ましていました。
家族の姿を発見したら、こちらに手を振っていました。
すごくうれしくって、涙が出そうになっちゃった。。でも、ガマン。
ICUでは、術後ということもあってあまりしゃべれませんでした。


7月10日
仕事終わりに、見に行ってきました。
ICUから病室に移動できるということだったので、病室へ行ったら姿がない。
調子が悪くてまだICUなのかなぁと思っていたら、点滴台を持ちながら歩いている母の姿が！
「看護師さんに怒られちゃって。。。」と義母は歩いていました。
先生にも、「術後は、合併症があるのですぐに歩いてくださいね。」と言われていました。

肺炎・腸閉塞など、術後の合併症があるそうです。
寝ているより動いている方が、合併症になる確率が低いのだとか。
なのでつらいけど、自分のために義母は歩いていました。


7月12日・13日
また仕事終わりに行くことに。
徐々に起き上がるのが、楽になったと言っていました。
でも、術後の一過性の熱が下がらないらしい。。。
おまけに寝れなくて、大変だとか。
土曜から流動食が始まるので、やっと食べれるようになります。
それが楽しみみたいです。
「あと少しガマンすれば。。。」と言っています。


本当に義母は、精神力の強い人だなぁと感じました。
ガンとわかっても、負けないように自分でも色々と勉強したみたい。
術後も早く退院できるように、歩いているようです。

義母のその勇気を、ちょっともらいたい感じです。
医学の進歩もありますが、義母を見ているとガンて、そんなに重くない病気に見えてしまいます。
でも、「もう二度と、ガンになりたくない。」と話していました。
再発しないよう、食事に気を使って頑張るって言っていました。


本当は、身内的な話なのでブログに書くのをやめようかとも思いましたが、
どれだけ健康であるのが大事か、健康診断をするのが大事かを
皆さんに知ってもらうために、書きました。
怖いからとかで先延ばしにするより、病気になって後悔してもらいたくないです。

今日も、これから病院へ様子を見に行ってきます。